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Team 片手業・TV : 新番組、第1話、時代劇、水戸黄門、視聴談など

待ってました時代劇。高橋光臣&中越典子『神谷玄次郎捕物控2』じみーに面白かったです。再放送あります!!!

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『神谷玄次郎捕物控2』ーNHKー 脚本:古田求 演出: 本木克英 音楽:安川午朗 制作統括:原克子(松竹)、真鍋斎、原林麻奈

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/kamiya2/

 

始まりましたね。時代劇『神谷玄次郎捕物控2』。前回のシリーズが始まった時にはそれほど期待もなく見たのですが、意外に面白かった。

藤沢周平原作『神谷玄次郎捕物控』は過去3TV化されています。最初は1980年に尾上菊五郎主演『悪党狩り』ー東京12チャンネル(当時)ー。全24話。次に1990年に古谷一行主演で全11話ーフジテレビ系ー。そして2014年から高橋光臣主演でNHK BSプレミアム「BS時代劇」全5話が放送されました。そして今回はその第2期目 全8話の放送。

尾上菊五郎さん主演のものは見る機会がなかったけれど、古谷一行さんのものは何度か見ました。しかし、印象が薄い。古谷一行さんは遅咲きの役者さんと言われています。しぶーい容貌と包み込むような低い声が女性を惑わせました。男の私でも好印象を持ちました。

古谷一行さんの最も印象深い代表作は1977年と翌年に毎日放送で放映された連続ドラマ『横溝正史シリーズ』と、1983年よりTBS2時間ドラマとしてシリーズ化された金田一ものと言われています。以後、『オレゴンから愛』ーフジテレビーがヒットし、「火曜サスペンス劇場」への出演は枚挙にいとまがありません。『盲人探偵・松永礼太郎シリーズ』はさらに渋さに磨きがかかったドラマでした。余談ですが、ケーシー高峰さんが頼もしく見えたドラマでもありました。

つまり、TV局としてはいつも何かを作っていなければ立ち行きません。そんな中、古谷一行さんは恰好の役者さんだったのではないでしょうか。「古谷一行」の名前で視聴率がとれる。あの頃の古谷さんはそんな脂ののった時期で、時代でもあったかと思います。だから、脚本、演出が疑わしいのです。印象に残らない無難な作りだったのではないか、そんな推測をしています。

 

 

BS時代劇」『神谷玄次郎捕物控2』。

主演は高橋光臣・たかはし みつおみさん。中学から大学までラグビーをやっていたとか。 時代劇に必須の足腰はしっかりしていそうですね。私が知ったのは連続テレビ小説梅ちゃん先生』です。中央医科大学の学生、松岡敏夫役でしたね。梅子の父、建造(高橋克実)は偏屈で頑固者ですが、松岡青年を気に入ります。学業以外には興味がなくて恋愛感情に疎い松岡。それでも梅子と相思相愛であることに気付き交際を始めます。しかし、実は結ばず。普通の会話が通じないへんてこな青年役って感じでした。結構、好感を持たれたようですね。三上博史主演『実験刑事トトリ』では、色もんに近い刑事役で、これも面白く演じてくれました。神谷玄次郎役も上手ではないのですが古谷さんよりも、際どくていい感じです。

 

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連続テレビ小説梅ちゃん先生』ーNHKー 中央医科大学の学生、松岡敏夫役でしたね。梅子の父、建造(高橋克実)を慕い教えを請い、勉強熱心ゆえに気に入られます。論理的な性格で恋愛感情に疎い。梅子と相思相愛であることに気付き交際を始めるのですが、梅子が開業し、研究者と開業医それぞれの道に専念することが最善だと判断し、アメリカへの留学を機に交際を解消しました。3年後に帰国し、再び附属病院に勤務し、のちに助教授に昇進しました。

 

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『神谷玄次郎捕物控2』ーNHKー 玄次郎は、ぐうたら、ぐうたらと言われる。法律を守らなかったり、上司のいうことを聞かなかったり、奉行所勤めの同心としては、道を外れている行いばかりをする。そして、ちょっと可哀そうな女にホロっときたり、貧しさゆえに罪を犯してしまった人の気持ちに寄り添ったりもする。この男には、庶民の気持ちがよくわかる特殊なセンサーがあって、この男にしかわからない哀しさが、彼を導いていくのだと思う。玄次郎のぐうたらは、正義感そのものかもしれない。今回は、高橋光臣君が演じる玄次郎の若さを意識した。お津世とのやりとりが青春ドラマのようで初々しく、ちょっと照れくさいが、これもありだな、と思っている。ー脚本 古田求さんー

 

ヒロインと言うのでしょうか? 玄次郎とねんごろな神田の小料理屋「よし野」の女将・お津世は中越典子さん。前作の『神谷玄次郎捕物控』を見た限りでは、古谷一行さんの時のお津世・藤真利子さんとは比べ物にならないくらい存在感があります。脚本、演出の妙なのかもしれません。前作で玄次郎とお津世の濡れ場(という濃いものではないけれど)や、やりとりに「ゾクッ」とするような、つい「おいおいNHK、大丈夫か?」と言いたくなるほどの妖艶な演技がありました。ストーリーよりもそちらを目当てに見ていたような次第です。

 

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『神谷玄次郎捕物控』ーNHKー 前作で、お津世・中越典子さんは妖艶な演技を見せてくれました。「NHK、そこまでして大丈夫なの?」と思わせるくらいの場面がちらほらあって、しかし、決して品位を落とすこと無く仕上がっていました。

http://blog.goo.ne.jp/tigerleo2/e/79f04f2b09a6f1393a9603938e78a6ca

 

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『神谷玄次郎捕物控2』ーNHKー お津世(中越典子)小料理屋「よし野」の女将。行方不明だった亭主が悪人だったため玄次郎に成敗され、一人で息子を育てている。恋仲である玄次郎との先行きは身分違いで微妙だが、玄次郎の一番の癒しであり、励まし役でもあります。

 

脇固めの第一は岡っ引きの銀蔵親分役の中村梅雀さん。梅雀さんには申し訳ないけれど、彼が主役をとった、特に2時間ものは避けて通っています。『釣り刑事つりデカ』ーTBS系ー、『信濃コロンボ事件ファイル』ーテレビ東京ーはつまらない。正直、退屈です。その彼が「赤かぶ検事」を演じると言うのでがっかりしました。フランキー堺さん、橋爪功さんで見慣れた私には、見る気も起きませんでした。それでも見たのですが、結局、つまらなかった。主役をとるには「際どさ」みたいなものがないと、人気だけでは続きませんよ。しかし、その彼が脇をやるとピカイチなんです。一番有名なのがNHK大河ドラマ八代将軍吉宗』の徳川家重役でした(主演は西田敏行さん)。他にも多々ありますが、この『神谷玄次郎捕物控2』でも、見事に高橋くん、中越さんを引き立ててくれています。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 銀蔵・中村梅雀さん。玄次郎配下の岡っ引き。深川六間堀町の髪結い床「花床」の主人。奉行所の上役、金子猪太夫や神谷家の女中、おさくなどはお津世を下賤(げせん)の女と言って別れる事を望んでいますが、銀蔵親分は二人の味方。最近、音沙汰がないと言って相談を持ちかけるお津世に「そのうち、辛抱たまらなくなって帰ってきなさるよ」などと、励ましたりします。

 

脇と言えば忘れてはならないのが、岸本加世子さん。『ムー』でデビューしたときからただ者ではなかったですね。ウィキに「高校1年在学時の1976年、横浜ドリームランドで行われた西城秀樹のコンサートを見に行った際、西城が失神する演技を見て「秀樹が失神した」と勘違いしてステージに上がり込む。このことをきっかけに、当時の西城の所属事務所芸映にスカウトされ、芸能界に入る」とありますから、現実の生活もシュールな役者さんなんですね。その岸本加世子さんも歳を重ねた感じですね。組屋敷で玄次郎の世話を焼く女中役で光っています。

 

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『ムー』ーTBSー 真ん中が香川カヨコ(岸本加世子)。新潟県親不知から上京してきた、うさぎやの従業員。この時、17歳くらいです。上は野口五郎左とん平)。うさぎやの足袋職人。歌手の野口五郎とは無関係。左は金田(かねだではなく、かねた)久美子(樹木希林)。うさぎやのお手伝いさんで拓郎(郷ひろみ)と仲良し。希林さんはこの頃に、悠木千帆から樹木希林に改名しています。ちなみに、「うさぎや」とは新富の足袋屋。主人役を伊東四朗さん。伊東さんは、この時、本格的に役者として主演した作品だそうです。

http://kishimotokayoko.sblo.jp/category/678691-1.html

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 神谷家の女中、おさく。玄次郎に立派な嫁をめとらせて、世継ぎが誕生したら、その養育こそ自分の使命だと思っている。夜中に玄次郎が帰って来て、女とは別れたというと、満面の笑みで喜ぶ。

 

長くなりますがもう一人。妖しい役者さんが出ています。山下容莉枝さん。岡っ引き銀蔵の女房で、「花床」の女将・おみちを演じています。この方、2時間ものの陰の女王ですよね。ドロドロ系の悪女役が多いです。しかし、文学座から夢の遊眠社という経歴からも分かりますが、演技はうまい!! というか、面白い。そういう方(かた)は明るい役やらせると、パッと明るくなります。今回も江戸のカミさん的な気っぷの良さで明るく楽しい役柄を見せてくれています。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 銀蔵の女房、おみち。健気(けなげ)に亭主の留守を守っています。銀蔵はいわゆる髪結いの亭主。お上の御用はいくらにもならないから、岡っ引きは女房に何かしらの家業を営ませています。「おまえさん、お酒にしちまう?」と気を利かせる。

 

脚本は古田求さん。いつも上質な脚本を書かれています。藤田まこと版『剣客商売』は私の中で最上級のドラマ(時代劇)です。何回見ても飽きません。この『神谷玄次郎捕物控』も、そんな香りが漂った佳作です。

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【第1  あらすじ】

深川、浄心寺裏の山本町の真綿商「巴屋」に三人組の賊が入った。一人は侍、もう一人が入れ墨もの。女がひとり。盗まれた金子(きんす)は70両。奉公人が一人殺されている。例繰方(れいくりかた)同心の賛之助によると、巴屋で三件目だという。こういう輩は早くお縄にしないと四件、五件と罪を犯すと急き立てた。ひと仕事終えた玄次郎は、神田の小料理屋「よし野」を訪れた。「よし野」の女将・お津世と玄次郎は身分違いながら恋仲である。よし野では今、まさに「鮒(ふな)の甘露煮」ができた所で、玄次郎はこれを肴に一杯のつもりであった。しかし、お津世は「客でいっぱい」だと言う。このひとことがきっかけで二人は言い争うことに。

「亭主でもないくせに、えらそーに」

「それが本音か」

「さあ、どうかしら」

玄次郎が「二度と来ねえ」と言い。背を向けると、

「あら、うれし」

と、心ない言葉が出るのだった。

仕方なく、ぶらりと立ち寄った先は髪結い床「花床」。「花床」は岡っ引きの銀蔵(中村梅雀)の女房・おみち(山下容莉枝)の店である。玄次郎が店にさしかかった時、「花床」から出てゆく40がらみのいい女を見かける。銀蔵によると、その女は畳表の問屋「青梅屋」の女主人・おとせと言う。20日ほど前から誰かに見張られているようで、気味が悪いので、時々、見回って欲しいと頼みに来たということだった。銀蔵は雲をつかむような話でなす術もなかった。数日が過ぎ、事件は起きた。青梅屋のおとせが外出をした時、職人風の男に襲われ、お伴をしていた丁稚が大けがを負ったのである。思い当たる事はないかと玄次郎と銀蔵はおとせを問いただすが、おとせは口を開こうとしなかった。実は、20日ほど前、それは巴屋に賊が入った日であるが、その日、おとせは出合茶屋で思う男と密会していたのである。出合い茶屋でふたつの事件が交錯する。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 例繰方(れいくりかた)同心の真木賛之助は佐藤三郎さん。これまた妖しげな演技を見せてくれました。ちなみに、『例繰方』とは、上司である与力や、さらにその上の奉行の命により、『例』(『御定書』や以前の事件の記録)を『繰り』ながら、法令の条文、判例を調査し、答えるのが役目です。この時は、押し込みの事件が巴屋一件の事ではなく、連続して起きている事を玄次郎に教えます。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 玄次郎が勤め帰りにぶらりと立ち寄ると、板場からいい匂い。鮒の甘露煮だった。これで一杯と思っているのだが…。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 今日は客が立て込んでいるからごめんなさいと頼むお津世。言い争ううちにお津世が「亭主でもないくせに」とポロリ。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー まさに売り言葉に買い言葉。「二度と来ねえ」と啖呵(たんか)をきって去る玄次郎。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 去る玄次郎に「あら、うれし」と、憎まれ口を言うお津世。ケンカだけれど、見ていて可愛い。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 畳表問屋「青梅屋」の女将、おとせ(高岡早紀)。実に高貴な香りが漂っていました。この女優さんは、生まれつきそんな雰囲気を持っておられるのでしょうね。『軍師 官兵衛』では、官兵衛が仕える御着(ごちゃく)の殿様(片岡鶴太郎)の正室、おこんでした。おとせは、始終誰かに見張られている。気味が悪いので銀蔵親分に相談にきた。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 「よし野」で食べそこねた玄次郎は銀蔵の女房が切り盛りする「花床」へ。しばし、ここが捜査本部という恰好に。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 「花床」の女将、おみち・山本容莉枝さんは気を利かせて「お酒にしちまうかい? 直吉! 酒屋へひとっ走り頼むよっ」と、気っぷがいい。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 捜査会議?は夜半にまで及んだ。青梅屋の女将を付けねらっているのは、婿養子の伊之助ではないかと疑う。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 畳表問屋、青梅屋の主人の伊之助(野村宏伸)。家付きの美人、おとせの婿に入った伊之助には、女房を付け回す動機があった。野村さんは『とんび』で面白いキャラを演じていましたね。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 取り調べる玄次郎。多くは語らない。重みのあるひと言で相手の口を開かせる。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 言うに言えない悩みを抱えるおとせ。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 東中町の出合茶屋「菱川」で寄り合いがあり、お酒が出て、口説かれて…。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 相手は畳屋の若主人。もともと嫌いじゃなかったし、酔ってもいたのでつい、魔がさしたのですと告白する。そして、その時、男二人と女を見ましたと言う。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 事件も大詰め。番屋で、干しイワシを炙(あぶ)りながらの捜査会議。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 銀蔵親分の粋なはからいで玄次郎と再会できたけれど、優しい声のひとつもかけてくれない。不安がつのるお津世。

 

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『神谷次郎捕物控2』ーNHKー 「女は謎」とふて腐れていた玄次郎に「女は謎?」と仕掛けるお津世。すると「謎なもんか。可愛いだけさ。男がみんな悪いんだ」と深く反省し、二人の仲はハッピーエンド。女中のおさくのしぶーい顔が浮かんだ。

 

 

 

神谷玄次郎は、定町廻り同心でありながら、上役の意見に耳を傾けず、なじみの料理屋の女将とねんごろになるなど、北町奉行所ではちょっとはみ出し者。しかし、いざ事件が起きると、天才的な集中力と鋭い観察眼、卓越した勘とひらめきで、ものの見事に真犯人を突き止め、解決してしまう。
毎回謎の騒動や個性的な人物、巧妙に悪事を働く者たちが登場。人間の心に潜む秘密や魔性が事件を追う玄次郎たちによってあぶり出される。周りの者たちとの実に人間味あふれるやりとりと相まって、人の心の機微を繊細に描き出す藤沢周平捕物帖のパート2。
主演の玄次郎役を演じるのは、パート1で新鮮な旦那っぷりを魅せた高橋光臣。また、玄次郎を支える岡っ引きの銀蔵親分役の中村梅雀、玄次郎と恋仲である小料理屋の女将役の中越典子、組屋敷で玄次郎の世話を焼く女中役の岸本加世子など、パート1同様に多彩なベテラン陣が時代劇を彩ります。どうぞご期待ください。

http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/7000/205479.html

 

BS時代劇「神谷玄次郎捕物控2」

201543() スタート【BSプレミアム・毎週金曜】午後8時~843 [連続8]

再放送:【BSプレミアム】毎週日曜日 午後645分から

 

 

【気になる江戸言葉】

 

「明暦のお布令」:ドラマ中で銀蔵親分が「明暦のお布令」と言う場面があります。お布令(おふれ)とは、時代劇で使われる場合は「将軍や殿様など上位者から一般の人に告げ知らせる「決まり・命令」などを言います。明暦は1655年から1657年までの期間、将軍は徳川家綱(第4代将軍。ちなみに第3代が家光。第5代は綱吉)。江戸の大半を焼いたと言われる明暦の大火は有名ですね。

その明暦元年(1655年)に、幕府が公布した『江戸市中法度』によれば、不倫は男女同罪とされ、夫は、密通した間男をその場で殺してもよいと定められていました。妻を寝取られた武士が現場を押さえた場合は、即座にその不倫相手を斬り殺すことも許されていたのです。俗に「二人重ねて四つに斬る」と言います。

 

入れ墨もの:江戸時代、入れ墨の刑を受けた者。前科者。

江戸時代には様々な刑罰の中に身体に入墨をほどこす刑が執行されていました。

今ではとても考えられない刑罰ですが、当時はこういった刑が普通に行われていたのですね。

入墨の入れ方は地域によって異なったそうです。

これは一説によると、犯罪を犯したものが どこの出身者か分かるようにするためとも言われています。

例えば京都の伏見では腕に二本線を入れられていました。

筑後では+のようなマーク。

紀州では「悪」と入れられていたようです。

一部地域では額に入墨が入れられていたようです。

明石では額に「ー」

高野山は額に「●」

肥前は額に「×

TVドラマの場合は腕に一本線、二本線が多いですね。先日見たドラマでは二本線の太さが違っていて、二度、刑罰を受けて別々に彫られたとか言っていました。ドラマの中の事なのでどこまでが事実かは不明です。

日本の文化は面白い。

 

 

—Akitsu

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出合茶屋―神谷玄次郎捕物控 (FUTABA NOVELS)

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霧の果て―神谷玄次郎捕物控 (文春文庫)

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